すいどブログ

副業などで収入を増やす方法や肝臓に良い情報を発信します。 ちなみに借金が700万ほどあります。 副業収入の暁には作業効率を上げ、さらなるステップアップのためにMacBookProを買います。

スプラウトを育ててみる

肝臓ケアの基本は、お酒を飲み過ぎないこと。
甘いものや油っこいものもなるべく控えたい。
中性脂肪は肝臓中で糖からも作られるので、ごはんの食べ過ぎにも注意。
また、食事の最初に野菜を食べるベジタブル・ファーストで、血糖値の急上昇を防ぐのも有効だ。

野菜の中でも、肝臓ケア成分を多く含むとして注目されているのが、ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウト
そして、その成分がスルフォラファン*。

スルフォラファン*には、肝臓で解毒酵素を活性化し、肝臓の負担を軽減して肝機能を改善する働きがあることが分かっているらしい。

ヒトを対象としたスルフォラファン*の継続摂取試験でも、肝機能マーカーの数値低下が報告されている。

また、動物を用いた試験によって、花粉症や肥満の抑制が期待できることが確認されている。
疲れた肝臓の救世主として期待されるスルフォラファン*。
その摂取目安量は1日30mg※とされ、毎日取り続けることが基本となる。
ブロッコリーなら1日当たり1株、ブロッコリースプラウトでも1.5パックに相当する量だ。
実際結構大変である、経済的に(笑)

スルフォラファン*が働く状態にするためにはしっかりとかみ砕く必要もある。
効率的な摂取のためには、サラダやおひたしにしたり、緑黄色野菜とミックスしてスムージーにしたり、サプリメントを活用したりといった工夫をすることが重要だ。

スルフォラファンは、ファイトケミカル※の一種で、ブロッコリーに微量に含まれる成分。
ピリッとした辛みを持ち、解毒力や抗酸化力を高める作用があることが報告されている。

ファイトケミカルとは、植物に含まれる天然の化学物質の総称。
炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維につづく第7の栄養素と呼ばれている。

スルフォラファンに最初に注目したのは、先端医学の著名な研究者である米国ジョンズ・ホプキンス大学のポール・タラレー博士という方。

スルフォラファンの働き
人の体は、食品や空気中などに微量に含まれる「有害物質」や、呼吸によって体内に取り込まれた酸素の一部が変化することで発生する「活性酸素」によって日々ダメージを受けている。
これらのダメージは老化の進行を早め、さまざまな体の不調を引き起こす。
一方で人の体には、有害物質を無毒化して体外に排出する「解毒力」や、活性酸素を消去する「抗酸化力」が備わっていて、それらの力で細胞がダメージを受けるのを防いでいる。
スルフォラファンには、解毒や抗酸化で重要な働きをする「酵素」の生成を促す作用がある。
そのため、スルフォラファンを摂取することで体の解毒力や抗酸化力を高めることができる。
スルフォラファンによって生成が促される酵素は100種類以上あり、それらは「解毒酵素」と「抗酸化酵素」と呼ばれ、体内のあらゆる臓器で活躍している。

スルフォラファンの濃度の違い
スルフォラファンは、ブロッコリーの新芽(スプラウト)の状態に多く含まれることがわかっている。
また、見た目は同じように見えるブロッコリースプラウトでもスルフォラファンの濃度は、品種、生育ステージ、栽培方法などによって大きく異なるとのこと。

スルフォラファンの研究成果
米国ジョンズ・ホプキンス大学医学部教授であるポール・タラレー博士は、1990年代にブロッコリーに含まれるスルフォラファンに腫瘍の形成を抑制する効果を発見し(マウスを用いた動物実験)、高濃度にスルフォラファンを含むブロッコリースプラウトを開発した。
以来、世界の研究機関でスルフォラファンに関する研究が進み、さまざまな作用があることが次々に明らかになっているのだそうだ。

その一つとして、ピロリ菌に対する殺菌作用と炎症抑制作用が報告されている。
ピロリ菌は、タバコや肝炎ウイルスと並んで世界保健機構(WHO)が明確に認めるがんの危険因子である。
日本人の2人に1人が感染していると言われている。
スルフォラファンには、このピロリ菌に対する殺菌作用があることが報告されている。
(Fahey JW., Proc.Natl.Acad.Sci.USA, 2002, Vol.99, pp7610-7615.)

また、スルフォラファンを高濃度に含む発芽3日目のブロッコリースプラウトを継続摂取した結果、胃粘膜の炎症が抑えられ、便中のピロリ菌量が減少したという研究結果もある。
(Yanaka A., Cancer Prevention Reserch.Vol.2, 2009, pp353-360.)

もう一つ面白いのが、スギ花粉による炎症反応を緩和する可能性があるとのこと。
スギ花粉が体内に入ると、イムノグロブリンE(IgE)とよばれる抗体が体内で生成される。
このIgEにはヒスタミンという成分の生成を促す作用があり、ヒスタミン量が体内で増えることで炎症が引き起こされ、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が現れる。
スルフォラファンにはこのIgEの生成を抑制する作用があることが細胞を用いた試験で報告されている。
(Junxiang W.,The Journal of Immunology, Vol.177, 2006, pp3477-3483)

また、花粉症モデルマウスを用いた試験でも、ブロッコリースプラウトエキスの摂取によって、スギ花粉抽出物の投与で誘導される好酸球やIgEの生成が抑制された。
カゴメ株式会社と東京理科大学の研究結果より。2010年3月の日本薬学会第130年会にて発表)

さらに活性酸素による便通の乱れを整える可能性がある。
近年、体内に過剰に発生した活性酸素が、排便に関わる筋肉や腸液の分泌にダメージを与え、便通を乱す一因になることが明らかになってきたらしい。
消化器内科の専門医である筑波大学の谷中昭典教授は、スルフォラファンの抗酸化作用に注目。
スルフォラファンを高濃度に含む発芽3日目のブロッコリースプラウトを1日20g、4週間食べ続ける試験を行い、便通スコア※が改善されたという研究結果が報告されている。
(Yanaka A., Journal of Clinical Biochemistry and Nutrition, Vol.62, 2018, pp75-82)
※排便頻度や排便に要する時間など8つの要因を点数化したもの

※掲載情報は研究データを元にしたもので、人での効果を保証するものではありません。

スルフォラファンを効率よく摂る
有用成分スルフォラファンは、『前駆体』と呼ばれる状態でブロッコリースプラウトに含まれている。
この前駆体は、ブロッコリースプラウトの細胞が壊れる際に、同じくブロッコリースプラウトに含まれる「ミロシナーゼ」という酵素と出会い、スルフォラファンに変化する。
このミロシナーゼという酵素は、熱に弱く加熱によって壊れてしまう性質がある。
そのため、野菜からスルフォラファンを効率よく摂取するには、「生」のまま「よく噛んで食べる」ことが有効である。
ただし、加熱によってミロシナーゼが壊れた場合でも、小腸に存在する腸内細菌が持つ酵素によって、スルフォラファンの前駆体の一部がスルフォラファンに変わり、体内に吸収されることが確認されている。(Talalay P., Cancer Epidemiology Biomarkers & Prevention.Vol.10, 2001, pp501-508)


スルフォラファンを多く含む食材にスプラウト系があるけれど、よくスーパーなどで売っているのはブロッコリースプラウトや豆苗、カイワレ大根アルファルファかなと思う。
切って食べても水に根を浸して光を与えておけば3回くらいは新しい目が出てくるのでコストパフォーマンスはいいと思う。
サラダや炒め物、味噌汁など何にでも使えるので結構いいかもしれない。

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