高カカオチョコレートがいいらしい
子供の頃からチョコレートが好きだ。
スイーツは比較的なんでも好きだけど、チョコレートは家系的にもみんな大好きらしい。
といっても毎日食べるとか板チョコを1シート全部食べるとかそういうことはしたことはない。
何かのご褒美的な感覚でちょこっと食べることが多い。
肝臓が悪くなってから糖質や脂肪分の多い食事を気をつけているが、たまに無性にチョコレートが食べたくなる。
そこで改めてチョコレートって肝臓にいいのかなと思ったので調べてみた。
そしたら
日常的なチョコレートの摂取が、インスリン抵抗性を抑制し、肝障害のマーカーである肝酵素の値を下げるらしとのことだった。
ちょっとだけ嬉しい。
逆相関が出たという。
つまり効果があるということ。
ルクセンブルグ保健研究所、ウォーリック大学(英国コベントリー市)、南オーストラリア大学(アデレード市)、メイン大学(米国メイン州オロノ市)の研究者らは、「ルクセンブルグ心血管リスク観察(ORISCAV-LUX)」研究に参加した18~69歳の被験者1153人のデータによる研究結果。
81.3%のチョコレートファンのうち、平均摂取量は24.8グラムで、
データ解析の結果、ダークチョコレートを毎日100グラム食べた人ではインスリン抵抗性と肝酵素値が低下したそうだ。
重要なのはもちろん天然のカカオと、カロリーの高いチョコレート製品を区別すること。
チョコの原料のカカオ豆にはカカオポリフェノールがたっぷり含まれている。
ポリフェノールには、老化を促し病気の元凶とされる活性酸素を除去する抗酸化作用がある。
高カカオチョコ100グラムに含まれているポリフェノールは2000ミリグラム以上で、赤ワイン(100グラムに180ミリグラム)をはるかに上回っている。
活性酸素によって脂肪肝が悪化していくらしいので、カカオポリフェノールは、肝臓にいいのだろう。
また、チョコのいい香りと、舌の上でゆっくりと溶ける感触によって幸福感に包まれる。
苦み成分「テオブロミン」が多く含まれ、神経を沈静化させストレス食いを防ぐとのこと。
満腹中枢を刺激して満足感を与えてくれて食欲も抑制するなんて素晴らしい。
チョコの原料、カカオの学名は「テオブロマ」、ギリシャ語で「神様の食べ物」。
幸せな気分にしてくれる上に、脂肪肝を改善するありがたい食品である。
とりあえず高カカオチョコレート(72%以上)なら良さそうなので、明日カルディでもいって買ってこようかな。
ちなみに原文献はコチラ
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/m/pubmed/26983749